たちばな幼稚園の発足たちばな幼稚園の創設は園庭で行われるようになった。その後、いも掘りや苺つみなどさまざまな行事が工夫され、園児の数が増すにつれ、短大の大学祭に参加したり、実習生との交流も深まったり、附属幼稚園としての性格を示すようになった。瀬名の地は、昭和40年代に入って急激に宅地化が進み、官民営の団地が次々と出現した。こうした中で県からの要請もあって、常葉短大附属の2つ目のたちばな幼稚園が昭和45年4月発足することとなった。短大保育科は順調に成長を続け、学生数も年々増加。実習園の必要性が高まっていた。初代園長には小木曽光教授が就任した。園服を定めず個性を尊重し、豊かな想像性とけじめのある生活態度を養い、ねばりと自主性と協調性をあわせもった幼児像を目標とした保育を進める中で、自然に親しませるため、初年度7月21日第1回年長児合宿保育を駿東郡小山町老人福祉センターで実施した。常葉女子短期大学の創設とこは幼稚園の創設たちばな幼稚園の創設とこは幼 第1回入園式 園児に語りかける創立者〈昭43・3〉29History of Tokoha たちばな幼 第1回入園式〈昭45・4〉たちばな幼 入園式で園児に語りかける小木曽光初代園長〈昭45・4〉とこは幼稚園舎〈昭41・4〉園児も負けじと堂々の入場行進〈平5・11〉
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