成り、その名の示す通地域社会に広域的に貢献できる高校を目指して、広く県内高校の教育経験をもち、短大を兼務することとなった小田久夫校長、常葉高の溝口章教頭、そして美術・デザイン科主任に短大兼務の井出芳志教授を迎えて、文字通り短大・高校双子の姉妹として、手をたずさえて歩み始めることとなった。高校の入学式は、昭和47年4月7日短大121教室を主会場として挙行された。普通科ることができたものの、保護者は隣接の数教室に分散入場してスピーカーを通しての参加を余儀なくされた。菊川町関係者・学園関係者の臨席を得て、ささやかながら菊川キャンパスの歴史の第1ページを飾ったのであった。次いで4月17日、短大の入学式が同じ121教室で挙行された。両科あわせて僅か50名の新入生を囲んで、厳粛な中にもなごやかな空気に包まれていた。英文科長小川五郎教授の祝辞、学生代表大塚晶子の宣誓など、その感激はいまなお記憶に新しいものがある。菊川キャンパスの開設33History of Tokoha 220名、美術・デザイン科18名の新入生は、辛うじて一堂に会す短大菊川・菊川高校合同の開学・開校式典 木宮乾峰学長式辞〈昭47・6〉校りか短ら大地と元一菊体川と町な出っ身て美デ科 第2代科長井出芳志氏〈昭50〉菊川高の第1回入学式〈昭47・4〉
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