より高きを目指して_令和7年
38/70

創立者出生の地常葉学園浜松大学の創設昭和63年4月1日、常葉学園第2の大学浜松大学経営情報学部が開設された。長谷川弘道学長は、生命科学専攻で労働省産業医学総合研究所から来任、学部長内田勝教授は情報科学専攻で、常葉学園大学から着任した。カリキュラムは、一般教養科目と経営系・会計系・情報系の専門教育科目から成り、現代の企業の要請に応えられる情報科学の基礎を身につけた経営のジェネラリストを育成するとともに、3系列それぞれの専門家を養成することを目指したものである。第1期生266名を迎えて4月14日入学式を挙行、6月8日には浜松名鉄ホテルにおいて各界多数の臨席を得て開学式を挙行した。浜松は常葉学園創立者木宮泰彦出生の地である。昭和59年10月土地売買の契約が成立し、校地造成・大学の基本構想など具体的準備が始められることとなった。翌60年10月、木宮和彦理事長が参議院選出馬を表明したが、その頃大学設立準備は暗礁に乗り上げていた。たまたま両親の出身地であった県西部を地盤として選挙戦をたたかう中で、その初当選を機に、昭和61年7月31日、漸く浜松大学設置許可申請書を文部省に提出するまでに漕ぎつけた。その後も種々の難問に苦慮しながらも、翌62年12月23日、漸く設置許可が得られたのであった。部の中心都市として、県都静け、特に都田地区はテクノポリスの開発が進み、地域の期待もふくらんでいた。いうまでもなく浜松は県西36常葉学園浜松大 建設地の航空写真〈昭62・8〉機岡運ををも盛凌りぐ上勢げい、で関心発を展深をめ続、常葉学園浜松大 第1回入学式〈昭63・4〉常葉学園浜松大 開学当時の新校舎〈昭63・4〉15日、大学建設用地として浜松市と常葉学園との間に都田地区のHistory of Tokoha    祝開学看板 JR浜松駅〈昭63〉

元のページ  ../index.html#38

このブックを見る