学園初の専門学校創設までの経緯常葉学園医療専門学校の創設常葉環境情報専門学校の創設昭和50年代浜松地域テクノポリス構想の一環として、浜松市初生町に日本情報専門学校が設立された。当時は将来コンピューターの技術者の需要が高まるのであろうとの見通しが強かったからである。しかし、バブルの崩壊とコンピューター不況の影響が重なり、学生の募集が困難になって来た。当然経営の不振となり本学園に経営の引継ぎが要請されて来たのである。種々検討がなされた結果、本体の常葉学園とは別法人「浜松常葉学園」として平成6年11月よりその経営を引き継ぐこととなったのである。かくて、平成8年に環境システム科の新設も加わり、校名を常葉環境情報専門学校と変更したのである。近年の高齢化社会の急速な進行と共に、リハビリテーション医学の重要性が高まって来ている。しかし、その専門家の養成機関が本県では極めて低い実情であった。本学園ではこうした社会的要請に応えるため、初めて医療専門学校の設立に踏み切ることとなった。平成6年からその準備に入り、翌々年平成8年3月、静岡県知事より専修学校として認可され、4月には厚生省より理学療法士・作業療法士の養成学校としての指定を受けることができた。かくて本校は県下唯一のリハビリテーション専門学校として誕生したのである。従来の医療専門学校は三年制が圧倒的に多いが、本校は厚生省の指導もあり、本格的な四年制専門学校として、十分な教育を施すこととなった。38History of Tokoha 開校時の入学案内新発足時の入学案内医療専の航空写真環境専の航空写真
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