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海外参加国紹介 |
ストリング
ヴィヴァリーニ (ロシア)
ロシア・クラスノヤルスク芸術大学のヴァイオリン教師Voytina Elena女史、ビオラ教師Dimitrik Galina女史の学生たちで編成されるヴァイオリンとヴィオラのアンサンブル。このアンサンブルは2002年に結成されてから地元のコンクールで上位入賞を果たし、2008年2月には、ロシアのサンクトペテルブルグのコンテスト(『ヨーロッパへの窓』)で優勝、ポーランドへ招待された。また、ソリスト/リーダーのYulia Romanovaは、ロシア各地のコンクールで上位入賞を繰り返している。
このアンサンブルはヴィヴァルディ−、バッハ、ドヴォルザーク、ヘンデル、ロシア映画音楽の巨匠M・タリヴェルディエフ、タンゴのピアソラ、さらにS・スロムニスキーなどなど非常に幅広い曲目を演奏する。今回の来日は、メンバー男子3名、女子10名。芸術監督以下3名。
ヴァイオリン・スパークス (スウェーデン)
ストックホルムのLILLA AKADEMIEN(音楽学院)で、Nina Balabina女史とHugo Ticciati氏が率いるストリング部門。今回の来日は、16歳から20歳の男性7名、女性8名の15名で編成。国内の一流コンサートホールでの演奏に加え、近年海外遠征が多く、過去2年間にイタリア、エストニア、中国(上海)で演奏。今後日本演奏の他、デンマーク、英国、エジプトでの演奏を予定している。レパートリーは幅広く、バロック音楽からピアソラ(タンゴ)などの曲まで演奏する。
バンド
グアム大学ジャズバンド (アメリカ)
グアム大学のジャズバンドは第9回(2003年)に続く2度目の来日になる。前回の指導者は音楽教授RANDALL JOHNSON博士(サキソフォン/合唱指揮)であったが、今回は准教授STEPHEN BEDNARZYK博士(クラリネット/指揮)をリーダーとして同氏と共に来日する。バンドは1995年に結成され、同大学の音楽専攻学生と上記2名の教員からなり、主にグアム、サイパンの各種記念行事、コンサートで演奏する。曲目はファンク、ラテン、ビッグバンド、ブルース、スゥイングと非常に幅広い。メンバーの中には音楽活動を積極的に展開している者も多く、グアム各地の高校への出張演奏、あるいは島内の様々なイベントでの演奏などに活躍している。ディレクターの一人であるランドール・ジョンソン博士は、同バンドのサキソフォン部門を使ってユニークな5重奏団を編成した。The Safe Sax Quintetと呼ばれ、グアム本島および近隣の諸島で非常に評判になっている。このバンドは、2003年に静岡で初演したLpin the IIIの編曲者であり作曲家のMorgan Winthorp氏とは緊密な関係にある。
今回のメンバーは、18歳から23歳の男女学生19名と2名のCo-Directorからなる。
ニュージーランド国立青少年ブラスバンド (N.Z.)
ニュージーランドの首相(Rt Hon Helen Clarke)が会長を務めるニュージーランドブラスバンド連盟を母体とする国立の青少年バンド。今回のメンバーは16歳から23歳。メンバーは同国の全域から集まっている。来年度(2009年)は、バンド創立50周年を迎える。50周年を記念する行事として日本国際青少年音楽祭への参加は大変な光栄である。コンテンポラリーな曲から誰にも親しまれる編曲物まで、幅広いレパートリーをもつ。多くのソリストとアンサンブル、特に最近ヴォーカリストも加え、楽しめる演奏に期待が持てる。
団員は23歳以下とし、毎年指揮者(監督)のKevin Moseley氏の審査に合格したもののみが、継続できる。1998年以降、毎年国内の各地を訪れて、ゲストの先生方を招いて夏季合宿(Summer course)を開き、技術の向上を図っている。
団員の多くは将来音楽の専門家となり、ニュージーランドシンフォニーオーケストラ、丹生イージーランド国立バンドのほか指揮者として活躍する。過去7年間においてバンドの指導方法が大いに改善され、若者がやる気を出してきた。5日間の合宿を行ったのち、さまざまな地方に出かけ演奏する。
コーラス
ラーク少年少女合唱団 (チェコ)
1977年にZDENKA VRBOVA女史により小学校就学前の子ども達を集めて始められた合唱団が成長し、1981年からコンサート部門のメンバーは、コンサートを開けるようになった。以後各地、各国の演奏会で賞を得ている。(1994年ギリシャ国際大会<特別賞>、1997年ドイツ国際大会<特別賞>、1998年イタリア国際大会<特別賞>、1999年国際大会イタリア<3位>、2001年オランダ国際大会<優勝>、2006年スペイン国際大会<金賞、総合優勝>)
現在118名の団員(5歳〜20歳)はコンサートグループ(58名)と予備グループ(60名)に分けられて練習している。レパートリーは非常に幅広く、クラシック、現代、フォークソング、童謡、スピリチュアル、スタンダードナンバーなど、ほとんどいかなるスタイルのものも時代のものもこなす。今回の来日団員は14歳から21歳の、男声3名、女声30名。
S.G.V. & E.V少年少女合唱団 (アメリカ)
SAMUEL LIN氏率いるロサンジェルス地区の二つの少年少女合唱団(設立1998年/1990年)の選抜メンバー(女声が主の12歳から17歳)33名が来日する。合唱団は、経済基盤が劣る中国系アメリカ人で構成され、子ども達は合唱の練習を通して音楽の楽しさ、深さを味わい、アメリカ文化に溶け込んでいる。レパートリーは幅広く、ルネサンス時代の作品、クラシック、コンテンポラリーな曲、フォークソング、ミュージカルに及ぶ。アメリカ・カナダの各地に招待を受け、海外では中国に演奏旅行をした。今回来日するチェコのThe Lark Choirとの交流も相互にある。地元ロサンゼルスでの祭典など、音楽的行事には、いつも非常に愛されて招待を受ける合唱団である。この合唱団の美しいハーモニー、彩りのあるトーン、繊細な音楽性はもとより、それぞれの曲想をユニークに表現するところをお楽しみいただきたい。
ヴェルディー合唱団 (イタリア)
この合唱団の結成は2004年である。それぞれ10年以上の活動をつづけたパルマ市とボローニャ市の2つの少年少女合唱団をまとめて創設された。メンバーは40名。北ヨーロッパ(イギリス)の曲、イタリアのオペラ曲をよく演奏するが、イタリアの民謡にも特に力を入れている。通常はピアノ伴奏がつくことが多い。ヴェルディ−の曲が得意である。今回の来日は、10歳から25歳の女声24名、男声1名の編成。合唱団はパルマ市とボローニャ市の歌劇場の子ども達で構成。イタリア国内の主要都市での演奏、地元で人気のあるテレビ番組の出演などに活躍している。
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