１月２９日（土）に、本校を会場校として、第３０回静岡県私学初等教育研修会を開きました。本来であれば、県内の５つの私立小学校の１３０名あまりの教員が参加し、お互いの実践に生かすために私学ならではの特色ある授業を見学し、研究協議を行い、交流親睦を深める予定でした。本当に残念ではありますが、新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、すべての来校者を取りやめての実施になりました。

本校の教員は、この研修会のために、この４月から研修委員を中心に、常葉大学の先生方と勉強会を重ねながら、研究テーマ「自ら学び、共に追及する子の育成　～新しい学習指導要領の内容を取り入れた各教科の実践をとおして～」の授業実践に努めて参りました。

令和２年度から新学習指導要領による教育活動がスタートし、「主体的・対話的で深い学び」の視点から「何を学ぶか」だけではなく、「どのように学ぶか」も重視した授業改善が行われています。本校では、平成２８年度から学びの３本柱（「自主的な学び」「協働的な学び」「創造的な学び」）として、授業改善を継続しています。

こういった本校の取り組みや橘っ子の様子を見ていただく機会がなくなってしまったのは非常に残念ですが、子供たちは、一生懸命に授業に取り組んでいました。これからも県内の私立小学校がお互いに切磋琢磨し、さらによりよい授業実践ができるよう頑張りたいと思います。