校長挨拶
常葉大橘、「夢」に向かう新しいステージ
「より高きを目指して」~Learning for Life~を建学の精神に掲げている本校は学力を伸ばし、人間性を高める教育を行っています。
本校は2017年の4月より常葉大学附属橘中学校・高等学校に校名を変更し、常葉大学との連携をより一層深めています。草薙新キャンパスの有効的な活用を通して、常葉大学の教員や学生との交流を深め、高大連携事業を積極的に推進しております。
さて皆さんは、これからの社会がどのように変わっていくのか考えたことはありますか?おそらくグローバル化が急速に進み、人やもの、情報などが国を超えて動いていくことになると思います。これからの正解が見つからないと言われる社会を生き抜いていくためにも、皆さん自身が「必要とされる力」を身に付けていくことは大切なことです。
そのためにも「自ら学び、高い目標をもってチャレンジする姿勢」を通して社会に貢献できる人を育てていきたい、それが橘高等学校の願いです。同時に、友だちを尊重し、周囲の方々にあたたかい気持ちをもって接することのできる生徒を育てていくことも橘高等学校の目指す教育となっています。勉強でも部活動でも快適な環境の中で自分の力を発揮してほしいと思います。
橘高校での学びが、きっと「正解のない社会」の中でよりよい人生を切り開く道具になると私たちは信じています。「新生・常葉大橘」として今歴史が変わろうとしているその瞬間に、皆さんと一緒に橘高校の歴史を作っていきましょう!
常葉大学附属橘中学校・高等学校 校長 関本 和彦
教育理念
「常葉大学附属橘」のめざすもの〜教育目的〜
本校では、「知徳体情操に優れ品格ある人材の育成」そして「学力を伸ばす」「人間性を高める」ことを教育目的に掲げ「伸ばす教育」を実践しています。この中の「知徳体情操」とは、次のようなことです。
求める生徒像
- 目的・目標をもって、本校をチャレンジしようとする生徒
- 「まじめな生活態度」で自分を磨こうとする生徒
- 「学習意欲」を持って自分の夢を実現しようとする生徒
創立者紹介
創立者 木宮 泰彦 (きみや やすひこ) 先生
1887-1969年大正・昭和時代の歴史学者、教育家。
明治20年(1887)10月15日静岡県浜名郡入野村(浜松市)西湖山竜雲寺に木宮充邦の次男として誕生。 第一高等学校を経て大正2年(1913)東京帝国大学文科大学史学科卒業。同期に中村孝也がいた。山形高等学校・水戸高等学校・静岡高等学校の教授を歴任し、昭和21年(1946)静岡高等学校長事務取扱を最後に退官。同年静岡に静岡女子高等学院を設立。同25年に学校法人化(学校法人常葉学園。平成29年4月から学校法人常葉大学に改称)、同41年には常葉女子短期大学を設立し学長に就任した。この間中国に出張、勲三等瑞宝章を受け、従三位に叙せられ、銀杯をうけた。同44年10月30日死去。82歳。墓は静岡市臨済寺。
著書に『栄西禅師』、『日支交通史』上・下、『日本古印刷文化史』、『日宋関係』(岩波講座『日本歴史』所収)、『参考新日本史』、『日本喫茶史』(海野久平と共著)、『日本民族と海洋思想』、『日華文化交流史』などがある。なかでも『日支交通史』(大正15年・昭和2年)とそれを改訂した『日華文化交流史』(昭和30年)とは、古代から江戸時代までの日本と中国との史的関係を系統的に叙述した最初の学術書というべきもので、遣隋使・遣唐使・留学生・帰化人の行動などを詳述し、禅僧の語録なども充分に利用していて、戦前における対外関係史研究の水準を示す代表的著述の一つである。
───『国史大辞典』による
沿革
昭和38年 | 橘高等学校を男子校として開学 第1回入学式 木宮泰彦初代校長に就任 |
昭和40年 | 橘中学校を全寮制の男子校として開学 |
昭和46年 | 橘高等学校音楽科を開設 |
昭和53年 | 橘高等学校を「常葉学園橘高等学校」に橘中学校を「常葉学園橘中学校」に改称 |
昭和57年 | 中学校が男女共学の二学級編成となる |
昭和59年 | 英数科発足 |
昭和60年 | 英数科が男女共学となる |
昭和62年 | 全学科が男女共学となる |
昭和63年 | 橘中学校校舎移転 |
平成9年 | 高等学校商業科を廃止 |
平成11年 | 高等学校商業科を廃止橘中と橘高校を統合して「常葉学園橘中・高等学校」と改称 |
平成21年 | 中高一貫コース設立 |
平成23年 | 中高一貫コース 1期生卒業 |
平成28年 | 新校舎竣工 |
平成29年 | 校名を「常葉大学附属橘中学校・高等学校」に変更 新校舎完成 |
令和5年 | 創立60周年 |
施設・制服紹介
4階建ての新校舎と新体育館、冷暖房完備の光を多く取り入れることを最優先に考えた新校舎が完成しました。全教室に光ファイバーによる校内ネットワークも整備し、ICT教育などにも対応した最新の施設を揃えることで、理想的な教育環境が整いました。全面人工芝の全天候型グラウンドを整備し、キャンパス全体が洗練され、より快適な学習環境の中で信頼できる仲間とともに充実した高校生活を過ごし、生徒一人ひとりが大きく成長することを期待しています。
テニスコート
砂入りの人工芝テニスコートが2面、男女テニス部が活動。
野球場
高いネットに囲まれた、高校野球部専用の野球場。
諏訪グランド(野球場)
軟式野球場とサッカーコートが1面ずつ。中学軟式野球部が主に活動。
諏訪グランド(サッカー場)軟式野球場とサッカーコートが1面ずつ。男子サッカー部が主に活動。
弓道場
弓道部専用の練習場。
とこはグリーンフィールド
常葉大学瀬名キャンパスと橘小学校の間にある人工芝のグランド。中高の男女サッカー部が活動。公式戦でも使われる。
行之館
体育館がもう1つ(2階)。1階は柔道場、剣道場。
制服紹介
※女子生徒はスラックスも選べます。