校長あいさつ

勝俣 元雅

「令和」になりました

初春の令月にして 気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす 「万葉集」から

4月1日の新元号「令和」の発表時に安倍首相は次のように述べています。この「令和」には人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められています。悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め「令和」と決定いたしました。
 
さて、橘小学校のおおもとである学校法人常葉大学(旧常葉学園)の名前の由来である聖武天皇御製の「橘は実さへ花さへその葉さへ枝に霜降れどいや常葉の樹」も万葉集にのっていますので、「令和」も「常葉・橘」も出典は同じということになります。万葉集つながりで「令和」を「常葉・橘」の時代としたいものです。そのためには、今までの取り組みを振り返り、課題を明らかにして新しい時代に踏み出していくことが必要です。
 
第一は授業です。これまでの授業を振り返り、これからの授業では自主的な学び、対話的な学び、創造的な学びが大事ではないかと考え、その授業のあり方を昨年1月に授業研究発表会を開き提案をしました。その結果、橘小学校の授業について高い評価を得、今までやってきたことに間違いがないことが証明されました。同時に、子供たちの学びが「さらに創造的になるには」という課題も明らかになりました。これを受け、令和元年度から新たな研究主題「自ら学び、共に追究する子の育成」を掲げて、令和2年度の授業研究発表会に向けてスタートしました。

¥次に、創立以来大事にしてきた「三方よし」をさらに生活の中に浸透させていくために、今一度、「三方よし」について考えていきたいと思っています。その一歩として、まず、「ありがとう」を大切にする取り組みが始まっています。さらに、学校で気持ちよく生活できるようにと「あいさつ」、「返事」等についても取り組んでいきたいと思っています。「令和」が本校にとってすばらしい時代になるようがんばって取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。

常葉大学教育学部附属橘小学校 校長 勝俣 元雅