学校行事

交通安全ファミリー作文

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9月30日(水)午前9:30~10:00 静岡だいいちテレビ「あいチャン」で、4年生の林貴美さんが、書いた交通安全の作文が紹介されます。これは、昨年度、内閣府が主催した「交通安全ファミリー作文コンクール」で、入賞したものです。

 

安心させる言葉〝ただいま〞

 「黄色はわたっちゃだめだよ!車に気をつけてね、いってらっしゃい!」これは、お母さんが毎朝わたしのお姉ちゃんに言う言葉です。

きょ年、お姉ちゃんは中学生になりました。ヘルメットをかぶって、三十分くらい自転車にのって中学校へ通っています。お姉ちゃんは、小学生の時、自転車にのってどこかに行くことが少なかったそうです。だから、中学生になって、自転車で通う事をお母さんは毎日心ぱいしています。 ずっと前に、お母さんがお姉ちゃんに、

「自転車にのって、家から学校まででどんなことがあぶない?」と聞いていたことがありました。お姉ちゃんは、

「朝はいつも小学校の集だん登校の時間と同じだから、小学生が急に横道からとび出してきたり、車が左がわによってくるから、わたしが急ブレーキしたんだよ。もうビックリしたよ!」

わたしは、お母さんの横にすわって聞いていました。実は、わたしも小学生だった時のお姉ちゃんと同じで、ほとんど自転車にのる事がありません。だから、〝自転車にのっていると、あぶないこともあるんだなぁ〞と、考えました。

わたしは、家から五分くらい歩いたところでスクールバスにのって小学校に行きます。五分くらいしか歩かないのに、かならず自転車にのっている大人や中学生や高校生に会います。お姉ちゃんが言っていたことをおぼえているから、できるだけ道のすみを歩くようにしています。自転車にのっている人のじゃまにならないようにするためです。

六月に小学校で交通安全教室がありました。おまわりさんから自転車にのる時は、 一、左右をしっかりと見る。 二、かならずヘルメットをかぶる。この二つを守らないと、大きなケガや事こにつながると教えてもらいました。わたしとわたしの家族は一度も交通事こにあったことがありません。大けがをするとどのくらいいたいか、交通事この本当のこわさを知りません。毎日のように、新聞やテレビで交通事このニュースを見ます。だれかが、ケガをしたり死亡したと聞くと、かわいそうだなぁと思います。

四年生になったら、ピアノのレッスンは自転車で行きたいです。今、自転車にのる練習中です。きっとわたしが自転車でピアノのレッスンに行く時、お母さんは、「黄色はわたっちゃだめだよ!車に気をつけてね、いってらっしゃい!」と言ってくれます。元気な声で、お母さんに、「ただいま‼」と言って帰ってきたいです。お母さんの安心した顔を見たいです。

 

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