たちばなっ子のみなさんこんにちは。元気に読書していますか？ゴールデン・・・いや、プラチナウイークももうすぐ終わりますね。みなさんはこの休みに何冊くらい本を読みましたか？池谷先生は１０冊読みました！中でも一番おもしろい読書体験をしたのが、江国香織さんという人の書いた「去年（こぞ）の雪」という小説でした。まさに小さな雪の切片がとめどなく降り積もるように、あまたの人たちの生の営みと死の断片が、時を超えて紡がれていきます。書評家の人は「卵の殻に描かれた細密な絵をバラバラに砕いて、それを並べ直したかのような・・・」というような表現をしていました。まさにそんな感じ。大人になっても、まだまだこんな不思議な読書体験ができるなんて幸せです。これだから読書はやめられません。

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