学校行事

創立記念式典

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

6月7日(月)に、放送による創立記念式典を行いました。75年前の6月8日に、常葉学園の前身である、静岡女子高等学院が誕生しました。戦後、何もない中で、創立者、木宮泰彦先生は再び、日本が平和で文化的な豊かな国になるためには教育が必要であると決意し、つくった学校が常葉学園です。

校長先生から、「建学の精神」についてのお話がありました。私立学校にとっては、何よりも大切なものです。建学の精神には、「その学校を作った理由」そして「この学校でどんな人を育てるのか」という思いが込められています。

「常に青々として葉を繁らせ、純白な花を咲かせて、黄金の実を結ぶ橘こそ、常葉の象徴。美しい心情を持ち、より高い目標に向かってチャレンジし、学び続ける姿勢こそ常葉の精神。」です。

こどもたちにも理解できるように、易しく話しをしてくれました。「常に青々として葉を繁らせ」というのは、つらいことがあっても、難しいことがあってもへこたれず、負けないということです。「純白の花を咲かせ、黄金の実を結ぶ」というのは、がんばって結果を出すということです。「美しい心を持ち」というのは、自分だけよければそれでいいとは考えず、相手のことを考え、みんなのことを考え、みんなが幸せになるような優しい気持ちをもつこと、つまり「三方よし」の心をもつことです。

「より高い目標に向かってチャレンジし、学び続ける姿勢こそ常葉の精神。」は、80点、90点で満足するのではなく、さらによりよい点数を目指して勉強を続けること。1秒でも記録が伸びるように持久走記録会でも練習を続けることです。

児童会長も「心がつながる 橘スマイル 橘あいさつ」の前期児童会のキャッチフレーズから、みんなが毎日笑顔で楽しい学校生活が送れるように、伝統を大切に新しい改革にも挑戦していきたいという熱い思いを語ってくれました。

各教室では、明日の創立記念日を前に、私立学校に学ぶ者として、創立者の思いを共有し気持ちを新たにしました。

 

 

 

 

関連記事