学校行事

6月8日創立記念式典

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6月8日は、常葉学園が誕生した日です。本校では、創立記念式典を行いました。校長先生から、「橘」の由来についてお話をいただきました。

1300年ほど前、奈良時代の元明天皇の皇子、軽皇子(かるのおうじ)を養育された、県犬養三千代(あがたいぬかいのみちよ)という女性がいました。大嘗祭(だいじょうさい *天皇が即位して初めて行う新嘗祭のこと)の時に、大変熱心に皇子を育て上げた三千代にお褒めの言葉がありました。その時に、元明天皇は盃に橘の実をうかべて、いかに橘がすばらしい花か、お話があり、橘という姓をいただきました。

橘三千代(たちばなのみちよ)となり、藤原鎌足の子供、不比等にお嫁入りをし、後に聖武天皇のお后になられた光明皇后をお産みになった女性です。

は 実さへ 花さへ その葉さへ  枝に霜ふれどいや常葉の樹」

学園歌にも、この時の様子がうたわれています。

「いにしえの 奈良のみかどの その葉さへ実さへ花さへ 常葉とぞ たたへ給ひし 橘を鑑にはせむ」

本校では、子どもたちにわかりやすく、次の4つのあいことば で伝えています。

たちばなの花のように 清らかで素直な子

たちばなの葉のように 生き生きと希望の輝く子

たちばなの実のように 心温かく豊かな子

たちばなの木のように 我慢強くやりぬく子

今年、創立41年を迎え、原点に立ち戻る機会をいただきました。

 

 

 

 

 

最後の写真の「たちばな」の花は、春にグラウンドに咲いていたものです。

 

 

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